置き傘のススメと、よくあるビニール傘を使わない理由。
今週のお題は「傘」ってことで、昨日は折り畳み傘について書いたので、今日は長傘の話。
現在私は、おもに2本の長傘を使っています。
(昨日書いたけど、折り畳み傘は持っているだけでほぼ使わない)
1本は、パステル調ピンクのヒョウ柄の、それなりにオシャレ傘。
もう1本はわりと大きめのビニール傘、ただし取っ手やふちがピンク。
運用方法は、パステルは家に、ビニールは会社に。
なんでそんなことをしているかというと、ともかく、できれば傘を持ち歩きたくないから。
会社と家に1本ずつあれば、予報が「朝は降らないけどお帰りの頃降ります」だと、手ぶらで会社に行けるのです。
まあ会社の置き傘を家に持ち帰ってしまうと、結局はまた持って行かなくちゃならないんだけども。
でも、荷物の少ないときとか、気分のいいときとか、朝だけ降って帰りは止む予報のときとか、都合のいいときを自分で選んで持って行けるから、気分的にはラク。
とくに私は内勤なので、外回り中にうんぬん、みたいのもないしね。
会社に朝行って夕方帰る、っていう私と同じような勤務形態の方には、この方法、オススメです。
(っていうか、置き傘ってふつうに学生時代からみんなやってるから、今さらエラそうに言うほどのことでもないな。恥ずかふぃー! 恥ずかふぃー!)
ところで私は、上に書いたとおり、最も一般的なタイプのビニール傘(おもに白いやつ。最近次点で黒くらいもまあまああるかな)はあまり使いません。
なぜかというと、単純に、わからなくなるから。
これほんとに不思議なんだけど、みんなおんなじようなビニール傘をお店とか公共施設の傘立てに立てて、出るときに自分が持ってきたやつがなんでわかるんだろうと。
いや、よく見るとサイズ感とか汚れ方とか違うし、そもそも置いた場所でわかるよ、って言うのかもしれないけど。
でも、めちゃくちゃわかりづらくない?
私は正直、自信ない。
実際夫くんが「大きいの持ってかれたー」「買ったばっかりのやつ持ってかれたー」って傘立ての前で嘆いてるのを何度も見ているし、自分も人のをうっかり持ってっちゃいそうで不安だよ。
(ちなみに私の傘は他のとまったく違うので、持っていかれたことはありません。これも「よくあるビニール傘」を使わない利点のひとつ)
それともあれかな、どうせ同じようなビニール傘だし、って、間違っても気にしない人が少なくないのかな。
でも、さっきも書いたけど、使用感その他にけっこう差があるから、間違ってしまうと等価値の交換にはならないよね……。
もしかして、あんまり考えたくないけど、「この中の一番よさそうなやつ持ってっちゃえばいいや」みたいな発想の人もいるのかな。
やだなー、そういう、自分さえよければいいっていう考え方。
(でもたしかに、夫くんが自分の手持ちと違う傘が残っていて「えー」って言ってるときは、たいていもとのものより古かったり小さかったりする気が……)
最近のあれやこれやで「自分勝手」「他人のことも考えろ」みたいな論調をよく見るけどさ。
とくに、おもに飲みに行ったり遊びに行ったりした人を責めるときに。
(いわゆる「ステイホーム破り」の芸能人とかね)
個人的には、そんなことよりも人の傘を平気で持ってっちゃう人のほうがこわいと感じるわ。
だって、そもそもいいことがあるかどうかすら不明な「ステイホーム」(ウイルスの危険性そのものに疑問が……)を破ったところで何も起きない可能性だってかなり大きいわけだけど。
他人の良い傘を自分の良くない傘と取り換えてしまうのは、100%他人に損害を与えることになるもんね。
それに対して良心の呵責をおぼえない人のほうがイヤだ。
まあそのへんはいろんな考え方があるでしょうが、自分は山田孝之さんも手越さんもまったく責める気にならないほうの人なので……。
感染症の話題ついでに、ずっと気になっていることをひとつ。
とあるJRの駅に、今回の騒動がらみで「みんなの我慢が世界を救う」っていう標語が貼ってあるんだけど、これ、見るたびにモヤモヤする。
「外食を我慢」「外出を我慢」「遊ぶのを我慢」で感染を防ごう! みたいなことなんだろうけど、それによって「収入源であるお店を営業することを我慢」しなきゃならなかった人もいるわけで。
「我慢」の度合いが、人によって違いすぎるんだよなあ……。
(ジョギングくらいは我慢してください、とは思うが。でもなぜかいなくならないんだよなーランニングしてる人って。スポーツジムは全滅だったのに)
「世界」が何を指すのかはわからないけど、それでお店がつぶれる人とかは「世界」に含まれないということなの?
感染症問題が収束したとしても、ひたすら「我慢」を強いられて、それで大切な何か(仕事や青春や生きがいやいろいろ)を失った人たちは、1ミリも救われてないよね?
政府が前に「1億総活躍」とか言い出したとき、夫婦で「俺ら、活躍しなくていいほうの2600万人に入れられたんじゃね?(笑)」なんて笑ったものだけど。
今回の対応って、政府やらなんやらが「ないがしろにしていい業種/人たち」を選んで切り捨てたみたいでイヤだなあ、と、ずっと感じている。
実績もないのに「感染者がたくさん『出(で)そう』」ってだけでやり玉にあがった業種、いっぱいあるもんね。
(懇意にしている飲食店とかいくつかあるから、外食産業があれ以来冷遇されてる感じが、見ていてたまらないんだよなあ……)
さて今日の1枚は、とあるラーメン屋さんのカウンターで撮ったもの。
……うそです。
本当は、夫くんが作った自宅ラーメン。
でもお店のみたいに綺麗に盛り付けしてくれたんで、自慢に貼っときますw